Dreamweaver、一応使ってみようと思ったのですが、前回言った通り、起動直後のっけからなんか使いたくないなぁと思いまして、食わず嫌いなままやっぱりCoda2を使用することにしました。
テキストエディタに関する私の背景としては、普段はほとんどEmacsを使用しております。といっても、バリバリのヘビーユーザと言う訳ではなく、自分でelispを書いたりはしておりません。もっぱら、みなさんが公開されている設定を参考にしているクチです(技術的なブログを公開されているみなさん、何から何まで本当にお世話になっております)。用途としましては、こういった文章の下書きからプログラミングまで、テキスト編集に関してはほぼすべてです。でも、それはほとんどが自宅でのことでして(最近まではUbuntu上で、現在はMacです)、職場では泣く泣くWin上でEmEditorを使っております。これにはストレスが溜まります。話が逸れました。
Coda2、こちらの方はルックスもバッチリで、分割ウィンドウでのプレビューがリアルタイム表示できて大変便利です(プレビューのモードもたくさん用意されています)。AppStoreで購入後、カラーリングやフォントを変更し、zen-codingプラグインをインストールしました。プラグインのインストール・設定方法や、Coda2の操作方法については、最後に参考サイトをまとめましたのでそちらを参照してください。
さて、『プロになるためのWebデザイン入門講座』を読み読み、演習でCoda2を使ってみた感想ですが、書籍ではDreamweaverで説明されているにもかかわらず、何の違和感もなく使えました。全く問題なしです。とはいえ、実は同書の操作説明は完全に読み飛ばしておりましたので、操作は同じでないでしょうが。でも、全く困りませんでした。少なくとも、同書で利用しているような機能に関しては、完全にCoda2でも利用可能ということです(イメージファイルをドロップしてimgタグを追加するとか)。このことは、私同様最初からコーディング用エディタにCoda2を使用することをためらってるいる方には参考になると思います。
ただ、先に申し上げたように、これまでEmacsでこういったコーディングもしておりましたので、キーバインディング上の違いはやはり少しイラつきます(私の場合は、^Bですね。zen-codingの^Eは絶対変更したくなるので、こちらは参考にもあげている『Coda2にZen-Codingプラグインをインストール/サイバーまめカン』を参照してください)。また、tabキーでの自動インデントに関しても、Emacsの方が優れているように思いました。
しかし、このルックスと、リアルタイムプレビューの魅力は捨てがたく、HTML/CSSコーディングに関しては、これからはもっぱらCoda2で作業することになりそうです。